2013年6月定例県議会 報告 その3

2024-02-14

◎産業廃棄物最終処分場に係る環境問題について(解決を見るまで会派で質問)

  • Q1.これまでの産廃行政のあり方
    • A.早期発見、早期対応が重要と痛感、より監視指導を的確実施する。
  • Q2.飯塚市内住地区の最終処分場の経営状況と、措置命令が困難な場合の責任
    • A.措置命令が履行されるよう、業者に最大限指導する。
  • Q3.処分場の廃棄物全量撤去
    • A.全量撤去しなくても、生活環境の保全がなされる。(認識の差を再質)

◎教育問題について

①.「オール・イングリッシュ」授業について(視察をもとに質問)

  • Q1.中学校と高校双方への導入までの対応と共通理解
    • A.中・高の英語教員合同の研修会など、共通理解を図っている。
  • Q2.中・高連携による中学校の英語力対策
    • A.少人数指導など、生徒の実態に応じ教育活動を推進する。
  • Q3.教える側の人的支援と、英語力向上の英語圏への短期留学などの研修
    • A.複数の英語教員による事業など、必要に応じ対応する。
    • A.海外研修の実施など、体系的研修制度の充実に取り組む。
  • Q4.英語力向上のための環境整備(プロジェクター、電子黒板などの教室配置)
    • A.各学校の整備状況を速やかに把握する。(7月上旬、各学校実態調査)
    • A.英語特別教室の設置のため、余裕教室の転用で対応する。
  • Q5.大学受験とオール・イングリッシュ授業の矛盾解消 
    • A.必ずしも不利ではない。国が大学入試を検討中。必要に応じ意見を述べる。

②.体罰問題について(私学の陳情に基づく質問)

  • Q1.体罰件数の高い今回の調査結果
    • A.最終報告で昨年度235件の体罰が発生していた。学校・児童生徒・保護者の信頼関係を損なう問題と厳しく受け止めている。
  • Q2.体罰の定義づけと、体罰禁止の通知の徹底
    • A.体罰と懲戒の事例を通し、適切理解促進を図る。研修会で周知徹底を図る。
  • Q3.体罰のない学校づくり
    • A.体罰によらない指導の重要性を理解しておく。指導マニュアルを活用する。
  • Q4.言葉による暴力の位置づけと、その解消 
    • A.国は体罰の定義に位置づけはない。県は、言葉による暴力も含め、体罰根絶に取り組む。
  • Q5.私学の体罰の実態把握
    • A.調査の制度を上げ5月17日までに集約後、全国集計結果を公表する。
  • Q6.私学の学校運営の調査と指導
    • A.昨年度、33校で89件の体罰が発生。組織的な体罰防止の指導体制を要請している。
  • Q7.私学の学校運営の指導
    • A.財務状況の報告、学校改革の取組状況等ヒアリングの実施、設置基準違反の場合、法令順守の指導を徹底している。