2016年9月定例県議会 報告 その1

2019-02-25

一、 9月県議会の概要

 9月県議会は、9月14日から22日間の日程で、10月5日に閉会しました。
 今議会では、補正予算1件、条例7件、専決処分1件、契約6件、経費負担6件、人事2件、その他2件の合計25本の議案が提出されました。補正予算は①防災減災・災害復旧、②地域活性化に重点的に取り組むとして、40億5千万円が計上されました。その主なものは、緊急輸送道路の整備、橋梁の老朽化対策工事等の事業費として25億1,487万円、河川の護岸、砂防ダムの整備などの洪水被害・土砂災害防止の推進事業費7億2,268万円、国際スポーツ大会のキャンプ地誘致の推進事業費1,754万円などです。

 代表質問は、2か月前から会派の10回の審議を経て、9月21日に大橋克己議員(大牟田市)が行いました。今回の質問に向け、会派としてフィンランド、バルト3国の視察を行いました。この視察を含めた会派の代表質問は、県政推進の基本姿勢として、①実効性ある「障がい者差別解消条例」の制定、②給付型奨学金制度の創設、③次期福岡県総合計画の策定と個別計画の見直し、④国の補助事業における交付基準の是正、福祉労働問題として、①発達障がい者の支援、視察に基づく政策提言として、①北欧への直行便、②「ユネスコ世界遺産」登録を契機とする地域振興、③核廃棄物の最終処分、教育問題として、①正規教員の確保、②特別支援学校高等部の学級編制基準、これらを知事並びに教育長に質しました。

 一般質問には8人が登壇し、議会最終日には計25本の議案と、議員提案条例として「観光王国九州とともに輝く福岡県観光振条例」、意見書として「次期介護保険制度改正における福祉用具、住宅改修の見直しに関する意見書」など、5本が採択され閉会しました。この中には、わが会派が反対した自民党提出の「国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書」も含まれます。一方、わが会派の提出した「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法制定を求める意見書」は、自民党・公明党などが反対したため、会派単独の提案となり否決されました。

 今議会中の9月24日に、県議会のうち3会派(民進党・県政クラブ、自民党、緑友会)の海外視察について「視察報告書の提出がなかった」との事実誤認報道があったため、連休明けの26日に緊急非公式代表者会議を開催し、①県議会として西日本新聞社に、事実誤認の抗議を行うこと、②今回の経過及び①の抗議について「県議会だより」など、あらゆる媒体を使い、県民に事実を伝えること、の2点を確認しました。
 わが会派は、この事実誤認報道に対する会派の見解を「民進党・県政クラブ県議団のHP」に掲載しています。ちなみに、2011年度から年度ごとに5年間分、視察報告書(県内外、国外)を冊子として保管、海外視察については2004年度からの分を保管し、自由に閲覧できるようにしています。

 わが会派の代表質問の概要と一般質問、本議会の特徴は以下の通りです。