民主党・県政クラブ県議団 東北視察報告 その2
2012年5月27日〜29日

2019-02-04

東松島市野蒜地区

東松島市野蒜地区のガレキ集積所にて空間放射線量率を測定。結果は0,05マイクロシーベルト。地盤沈下のため、津波の水が引いていない地域がかなりの面積ある。今回の視察を通して、ガレキ処理と並び地盤沈下問題が非常に大きな課題であると感じた。

中間処理施設の視察に先立ち、石巻市内の複数の一次仮置き場にも立ち寄った。砂埃を巻き上げ、次々とトラックが走っている。昨年11月に石巻市を訪れたが、その時の光景と変わらぬ状況に、災害の大きさをあらためて感じた。

今も、そこここに大量のガレキが積まれている。ここでもサーベイメーターで空間線量を計測したが、0.06〜0.08マイクロシーベルトで、通常の値だった。

宮城県によると、現地は平地が少なく、ガレキの仮置き場は絶対的な容量不足の状態にあり、学校や仮設住宅などの生活空間に近い場所にも仮置き場を求めざるを得ない状態。また、堆積したガレキが内部で発酵するなど、通年で自然発火による火災が相次いでおり、今後、夏に向かっても火災が懸念される。被災地の現場の実情を踏まえると、広域処理をしっかりと検討する姿勢が、被災しなかった自治体には必要だとあらためて実感した。

なお、宮城県廃棄物対策課から配布された石巻ブロックの中間処理施設に関する資料の一部が、業務の概要が図示されるなどイメージをつかみやすいため、本報告書の末尾に添付した。

石巻市立門脇小学校

門脇小学校は津波に起因する火災に見舞われ、今も無惨な姿を残している。同校の道を挟んだ向かいの地区は津波によって家屋等が全て流出してしまった地区であり、この地区は石巻市における津波災害の全貌を示している。献花台も設置されており、観光バスやタクシーで献花に訪れる方の姿もあった。この地域での空間放射線量率は0,06マイクロシーベルトであり福岡より低かった。

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