2013年9月定例県議会 報告 その2
2024-02-14
◎知事の基本姿勢について
①「国際リニアコライダー」ILCの誘致問題 (視察を基に質問、他会派と質問競合)
- Q1.研究者のILC立地評価会議が、北上山地を候補地とする一方的決定について。
- A1.大変意外。納得いく説明がない。評価の納得いく説明を求める。
- Q2.日本学術会議が、ILCの国内誘致は時期尚早と判断したことについて。
- A2.国民の英知を結集し、今後、本格的論議をしてもらいたい。
② 福岡空港と北九州空港の運営のあり方 (他会派と質問競合、翌日新聞報道)
- Q1.福岡空港と北九州空港の現在の運営形態について。
- A1.
- ①両空港とも滑走路・管制塔は国管理。着陸料は国土交通大臣が定める。
- ②福岡空港、借地を除き用地・滑走路・管制塔・駐車場国所有。ビルは民間。
- ③北九州空港、用地・滑走路・管制塔は国所有。ビル・駐車場は民間。
- A1.
- Q2.福岡空港、北九州空港の収支状況について。
- A2.
- ①福岡空港はキャッシュフローベースで60億4千万円赤字。
- 8種類の計算方法あり。借地料、環境対策費の影響で赤字幅が大きい。
- ②北九州空港は2億5100万円赤字。
- A2.
- Q3.福岡空港で建設する平行誘導路、ターミナルビル等の建設費は、誰がいくら負担?
- A3.平行誘導路は国事業、約100億円。地元負担対象は半分、1/3地元負担。
- Q4.福岡空港の民間委託の場合、滑走路増設のための建設負担金等の軽減について。
- A4.事業費約1、800億円、1/3地元負担。負担は変わらない。
- (再質追求)
- A4.事業費約1、800億円、1/3地元負担。負担は変わらない。
- Q5.福岡空港の民間委託と、福岡空港と北九州空港の一体的運営について。
- A5.福岡空港、検討組織10月設置し検討。
- (一体的運営の答弁なし。)(一体的運営の空港ビジョンを要望)
- A5.福岡空港、検討組織10月設置し検討。
③ 産業廃棄物最終処分場の措置命令後の対策(翌日筑豊版で新聞報道)
- Q1.飯塚市の産業廃棄物処分場に対する措置命令の履行状況について。
- A1.措置命令の着手期限が過ぎても着手されていない。遺憾。
- Q2.この業者の不履行状況に対し、県の指導は。
- A2.措置計画書を提出し、着手するよう繰り返し催告を行っている。
- Q3.この業者に対する制裁措置について。
- A3.措置命令を履行しない場合、廃棄物処理法の罰則対象。
- Q4.行政代執行について。
- A4.言及する段階ではない。
- Q5.2004年、撤去の措置命令を受けた筑紫野市の最終処分場問題について。
- A5.処分場区域外への飛散・流出はない状況。崩落防止対策を業者に求める。