2020年(令和2年)6月定例県議会 報告 1

2020-12-20

 2020年(令和2年)6月議会定例会は、6月5日から24日までの20日間の会期で開催されました。
 開会日の2月26日に議員提案の「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例の一部改正条例」が可決されました。執行部から上程された議案は、2020年度の補正予算議案1件、福岡県税条例の一部を改正する条例、福岡県日田彦山線沿線地域振興基金条例など条例議案5件、契約議案他8件、計14件が上程され、又、6月12日に補正予算の追加議案1件が提案されました。
 代表質問、一般質問、各常任委員会を経て、最終日の6月24日の本会議で採決が行われ、いずれの議案も可決されました。なお、四会派で提案した「人獣共通感染症への対応力の強化に関する決議案」が追加提案され、採決の結果原案のとおり可決されました。

 民主県政クラブ県議団の代表質問の登壇者は、大田京子議員(福岡市南区選出)で、まず、新型コロナウイルス感染症に関し、個人や事業者への経済的支援、感染症対策と保健医療体制、更に休校後の学校のあり方について、また、災害対策に関し、日田彦山線問題、朝倉市の被災者支援、及び被災地への県職員派遣について知事、教育長に質問しました。
 一般質問は、守谷正人議員(福岡市城南区選出)をはじめ8名の議員が質問に立ちました。

代表質問の内容
一、新型コロナウイルス感染症対策について
 1.知事の基本姿勢について
 2.感染症対策と保健医療体制について
 3.休校後の学校のあり方について
一、自然災害への対応について
 1.豪雨災害被災地の振興策について
 2.非常時の県職員の派遣等について

代表質問の概要

 新型コロナウイルス感染症対策に関して知事のリーダーとしての姿勢を求めると共に、市町村・国との連携、本県の景気状況等を問い、事業者・個人への経済的支援の考えを質しました。知事からは、自らが先頭に立ち長い戦いに打ち勝つ旨と、我々会派がまとめた103項目の提言に対して9割以上に対応しているなどの回答を得ました。感染症の第二波を想定し強化すべきPCR等の検査体制、医療供給体制の対応を問い、検査能力の増強を図ること、医療機関との連携体制の下、円滑かつ迅速な医療を提供する旨の回答を得ました。
 再開した学校に関し、第二波への備えと子ども達の学力保障の観点から質問し、教育長からはオンライン学習ができる環境の整備、学習活動の重点化、学校行事の見直しや少人数学級への取組みを進めることに加え、高校入試については例年と同じ時期に実施予定との答弁を得ました。
 日田彦山線の復旧、沿線地域の振興については、知事から鉄道復旧ができず申訳ない旨の発言とBRT延伸案に至った経緯が示され、沿線地域の皆様と共に地域振興に取り組むとの発言がありました。また、朝倉市の被災地振興策として園芸農業の振興、原鶴温泉を活用した観光振興を図ること、被災者支援は続けるとの回答を得ました。

一般質問

・守谷正人議員(福岡市城南区選出)
 「新型コロナウイルス感染症における本県の支援策について」

・冨永芳行議員(糟屋郡選出)
 「本県における今後の交通ネットワークの維持について」

・中嶋玲子議員(朝倉市・朝倉郡選出)
 「新型コロナウイルス自粛解除後の本県観光振興について」

・佐々木允議員(田川市選出)
 「麻しん・風しんの排除について」
 「微視の健康促進に向けた更なる取組みについて」

・後藤香織議員(福岡市早良区選出)
 「非正規雇用労働者、フリーランスに対する支援について」
 「未成年の予期せぬ・望まない妊娠の防止について」

・渡辺美穂議員(太宰府市選出)
 「コロナ禍を踏まえた障がい者及び就労継続支援施設等への対応と工賃について」

・山本耕一議員(北九州市若松区選出)
 「本県における気候変動への対処及び雨水利用について」

・川﨑俊丸議員(糸島市選出)
 「本県感染症対策における保健所機能の再構築について」